店長さんです。
インタビューに答えて下さったスタッフさんです。
男性物女性物、割合的には同じくらいになってきています。女性物の踵の修理が多いです。
今、僕が担当している靴は、クライミングシューズと言いまして、普通の靴と違います。渡したときに、すごく綺麗になっているとかの言葉を頂いた時に、嬉しくなるので、個人的に印象に残っています。
私自身、そんなに経験がないのですが、それでも、癖と言うか、踵を踏んでいられるなとか、紐を外さないで履いていられるなとか、けっこう靴にでます。
あります。革靴は一生物と言いますが、アッパー(上部分)とかは限界はありますし、それを見て判断して、修理しても長く履けない場合もあります。
僕もまだまだ人生経験が浅いのですが、働くってことは、やっぱり生きていくために、働かないと生きてはいけない。生きていくためですかね。おおまかに言って。
僕は今、1人暮らしをしているのですが、住むところを確保するのにも、食費もお金がいるので、何もしていないと手に入るものでもないし、自分がした仕事に対してお金をいただけたりする訳ですし、そういう意味で、生きるために仕事をして、お金を稼ぐっていう訳ですかね。
根本が、靴が好きなので、靴の仕事に携わっているだけで、十分嬉しいというか、好きな事に携わっている仕事が出来ている事だけで、十分嬉しいです。
いっぱい靴の修理がきたとき、時間を気にせずに仕事をして、終わった時に、もちろん疲れはあるんですけど、ぱっと見たときに、修理し終わった靴が並べられているのを見て、僕は、こんなにがんばっていっぱい仕事をしたんだなぁという喜びや、よくやったんだなという気持ちになる事があります。靴の修理が目に見えてわかるので、疲れはするんですが、これだけ自分は頑張ったんだなという気持ちになります。
私たちの仕事は、お客さんが使っている靴を扱っているので、ちゃんと修理してお返ししないといけないので、お客さんの靴の取扱には注意しています。靴に傷をつけてはいけないので、気をつけています。
体を動かすのが好きなので、走ったりしています。
修理してお返しする訳なんですけど、修理するのは当たり前で、プラス、磨いたり綺麗にしたり、ささやかな気づかいで、気づかれなくても細かいところまで意識を持っていって、一番ベストな状態で、お客様にお返しするようにしています。
今回、凛靴さんをお伺いして、普段、意識しなかった足元のお手入れ、靴に関して、大変興味深いお話をお聞きすることができました。就活や、実際、通勤、職場での革靴の修理についての限界もあるとのことや、履き方の癖なんかも靴の専門家が見ればわかるものなんだなぁと、お話をお聞きして驚きました。お店の中は、落ち着いていて、修理された靴が、大切に保管されていました。職人技を磨くのは、気づかいも大事なんですね。また、好きなことを仕事につなげることも大切なんだと勉強になりました。ロッククライミングの特殊な靴も、修理の依頼がたくさん寄せられてくるというので、自分のトレッキングシューズの修理を、一度お願いしたいなぁって思いました。最後に、お店のお名前の読み方を間違ってしまって、すみませんでした。凛靴「りんか」さんとお読みします。どうもありがとうございました。