矢野自作園
お店について
住 所 京都市中京区壬生馬場町10
電 話 075-841-2567
営業時間 月~金 9:00~18:30
土・日 10:00~18:30
定 休 日 不定休
お店の方にインタビューしました
創業はいつ頃ですか
創業は、昭和8年です。
何種類のお茶を取り扱っていますか
大きく分けて、玉露・煎茶・かりがね・玄米茶・青柳です。
ほうじ茶でも7種類ぐらいありますので、商品としては全部で100種類ぐらいあります。
お店の名前が「自作園」なのですが、何かオリジナルな商品を作っているのですか?
昔は茶葉田を持っていたので、「自作園」という名前になりました。
お店のこだわりは何ですか?
この額に書いてあります。
これを見ていただけると当店のこだわりが分かります。
ほうじ茶を焙煎する際に注意することは何ですか
ほうじ茶は、焙煎してから長くは置いておけないので、焙煎したてのほうじ茶をお客様に購入してもらうことをモットーにしています。
何度も焙煎して、その都度新しいほうじ茶を作っています。
この仕事をやっていて一番良かった、嬉しかったことは何ですか
まずは、私たちがお客様と顔馴染みになれることです。
そのお客様が京都から別の土地に引っ越されても、当店のお茶を買いに来るのを楽しみにしていると言って、また来て下さること。
あとは、お客様が遠方に住むご家族に当店のお茶を贈ってくださって、そのご家族からも御贔屓にしていただけることです。
働いていて『心地良い疲れ』って何ですか
一日の仕事が済んだ後、作ったお茶を一杯飲むのが楽しみなくらいの疲れ方が心地良いですね。
働いていて気を付けていることは何ですか
商売の種類にもよりますけど、たえず目配りして商品がちゃんと補充出来てるか。お客様が買いに来られた時に必ず答えられように、品を揃える。見回って抜けている物がないか、そういう気配りを大切にしています。
仕事をする上で一番気をつけることはなんですか
商品の中に異物が混じっていないか、商品以外が混ざらないように絶えず気を付けることです。
息抜きはどんなことですか
うちはソフトクリームもやっているので、手がすいたら抹茶ソフトをちょっと食べます(笑)
編集後記
商店街を歩いてそらいろに向かっていると、お茶の良い香りがしてきます。矢野自作園さんが、ほうじ茶を焙煎をされている時の香りです。
今回、お話を聞かせていただいて感じたのは、丁寧さと心遣いの大切さです。
日々の丁寧さや心遣いが、美味しいお茶と、ずっと繋がっているお客様がおられる秘訣なのかなと思います。
丁寧に焙煎され、お店の方の心遣いに満ちたお茶は、きっと、心と体に優しく沁みわたるのではないでしょうか。